馬券のフォーメーションとは?買い方とメリットを初心者向けに解説
競馬の馬券にはさまざまな買い方がありますが、その中でも「フォーメーション」は組み合わせの自由度が高く、的中率や回収率のバランスを取りやすい買い方として人気があります。
このページでは、馬券のフォーメーションとは何か、三連単・三連複・馬連などの具体例を交えて、初心者にも分かりやすく解説します。
フォーメーションとは?|意味と基本構造
フォーメーション馬券とは、「1着・2着・3着」などの着順(もしくは順位不問の枠)に、指定した馬を複数セットして組み合わせる買い方です。
例えば三連単の場合:
- 1着:5番
- 2着:3番・6番
- 3着:2番・3番・6番
このように、各着順に異なる馬を配置し、点数を調整しながら狙い撃つことができます。
ボックス・流しとの違い
- ボックス:選んだ馬同士をすべての組み合わせで買う。
- 流し:軸馬1頭 or 2頭から、相手全馬に流す。
- フォーメーション:各着順に“自分で”配置する馬を指定できる。
フォーメーションは「自由度が高い」「買い目を絞れる」「荒れ馬券も拾える」のがメリットです。
三連複フォーメーションとは?メリット・デメリットを抑えておこう!
三連複のフォーメーションは、1頭目、2頭目、3頭目をそれぞれ個別に選び、その組み合わせを購入する方法です。ボックスより購入点数を少なく抑えられますが、組み合わせが複雑になります。
三連複フォーメーションの意味と構成
たとえば……
- 1頭目:1番
- 2頭目:2番、3番
- 3頭目:2番、3番、4番、5番
とした場合、買い目は以下の通り:
- 1-2-3
- 1-2-4
- 1-2-5
- 1-3-4
- 1-3-5 ▶ 合計5点
三連複は順不同のため、たとえば「1-3-2」は「1-2-3」と同一です。
的中条件
- 1番が3着以内
- 2番または3番が3着以内
- 2~5番のうちもう1頭(ただし重複を除く)が3着以内
- 同着がある場合の扱いに注意
三連複フォーメーションのメリット
- 点数を抑えられる: ボックス買いと比べて合理的に買い目を絞れる
- 自在な構成: グループ分け(1列目・2列目・3列目)により自由な戦略が可能
- 的中率と配当のバランスが取れる: 堅軸+穴馬組み合わせも◎
例)買いたい馬が5頭の場合:
- ボックス:10点
- フォーメーション:5点程度で済むケースも
三連複フォーメーションのデメリット
- 買い目の構造が複雑: 馬が1~3着に入っていても“組み合わせ対象外”なら的中しない
- ミスが起きやすい: 特に手書き・マークカードでは記入間違いが起きやすい
▶ 例:「1-2-3着」に2・3・4番が入っても、1番が圏外ならハズレ
フォーメーションとボックスの違い
購入形式 | 内容 | 点数例(5頭) | 的中条件 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
フォーメーション | 各着順ごとに馬を自由に指定 | 5〜10点程度 | 組み合わせ次第で外れる | 組み方に慣れている人向け |
ボックス | 選んだ馬全ての組合せを購入 | 10点(三連複5頭) | 対象馬3頭が上位なら的中 | 初心者やわかりやすさ重視 |
フォーメーションとボックスの違いを徹底比較!
比較項目 | フォーメーション | ボックス |
---|---|---|
買い方の構造 | ◎ 自由に組める | ○ 全組み合わせ |
点数調整のしやすさ | ◎ 無駄なく絞れる | △ 増えやすい |
的中のわかりやすさ | △ 組み合わせ確認が必要 | ◎ 組み合わせ自由 |
高配当狙い | ○ 狙いやすい | ○ 可も不可もなし |
初心者向き | △ やや複雑 | ◎ シンプルで分かりやすい |
三連複フォーメーションの買い方|点数計算法とコツ
点数の計算方法(手動でも可能)
- 例:
- 1列目:1頭
- 2列目:2頭(2・3)
- 3列目:4頭(2・3・4・5)
この場合:
- (4-1)+(4-2)=3+2=5点
重複がある場合でも、重複数を考慮しながら以下のように数えられます。
▶ 複雑な構成は「JRA公式サイト」や「自動券売機」で点数確認するのが確実!
実戦でのおすすめの使い方(◎○▲△によるフォーメーション構築)
予想印を活用して、信頼度に応じてグループ分けする戦略が有効です。
基本例①:
- ◎ - ○▲ - ○▲△△△ ▶ 計7点(信頼軸+相手中穴+穴)
基本例②:
- ◎○ - ◎○▲ - ○▲△△△ ▶ 計10点(軸2頭で広く構成)
【考え方】
- ◎(1列目)=信頼度最高の本命馬
- ○▲(2列目)=有力対抗・対抗以下
- △(3列目)=人気薄の好走期待馬
馬券構成の狙いと印をリンクさせると、迷いなく買い目が組めます。
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馬券種ごとのフォーメーション例
三連単フォーメーションの買い方と例
1着:① 2着:②・③ 3着:②・③・④・⑤
→ この場合、①→②→③ や ①→③→⑤ といった組み合わせで的中を狙えます。
三連複フォーメーションの買い方と例
軸:① 相手1列目:②・③ 相手2列目:④・⑤・⑥
→ 的中条件は、3頭が掲示板内に入っていればOK。順位不問です。
馬連フォーメーションの使い方と注意点
軸馬:① 相手:②・③・④・⑤
→ 馬連は着順が関係ない2頭の組み合わせ。シンプルで買いやすく、初心者向きです。
\3連単・3連複・馬連の点数を一発計算!/
1着・2着・3着にチェックするだけで自動計算されます。
フォーメーション組合せ数計算
チェックした馬番(1~18)を1着、2着、3着に入力して、各種馬券の組合せ数を計算します。
枠番・馬番 | 操作 |
---|---|
1着・1頭目 | |
2着・2頭目 | |
3着・3頭目 |
▶ フォーメーション馬券を極めたい方へ → 的中率UPの構成テクニックを見る
的中率と回収率を上げるフォーメーション戦略
軸馬選びのコツ
- 信頼できる1頭を明確に決める(1番人気でなくてもOK)
- 展開・調教・騎手コメントなど多角的に判断
ヒモ荒れを狙う買い分け術
- 相手には人気薄を混ぜることで、高配当のチャンスが生まれる
- オッズとにらめっこしながら「妙味のある穴馬」を仕込む
点数と予算のバランスをどう取るか
- フォーメーションは増やしすぎると点数が膨大になる
- 無理のない点数に調整し、資金配分でメリハリをつける
よくある質問(FAQ)
Q:フォーメーションは何頭まで買える?
A:理論上の上限はありますが、JRAネット投票では最大999点まで。現実的には30点以内に絞るのが一般的です。
Q:軸1頭と2頭、どちらが良い?
A:信頼度が高い軸なら1頭でもOK。絞れない場合は「2頭軸フォーメーション」でリスク分散も可能です。
まとめ|フォーメーションを使いこなして的中力アップ!
馬券のフォーメーションは、「狙いを定めて無駄なく買う」ための優れた方法です。単なる多点買いではなく、展開や能力を読み解いた戦略的な買い方として活用できます。
フォーメーションを使いこなして、競馬の楽しみをさらに広げていきましょう!
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